仕事始めの式  院長挨拶  2019/1/4

昨年は60周年という記念すべき年でした。長野県初の事務局担当となった日本精神科医学会が無事成功裡に終わり、ご協力頂いた皆様に感謝申し上げます。また認知症疾患医療センター指定は長年の宿願で、嬉しい限りです。また管理職レポートには多くの参加者があり、病院の理念、基本方針の日頃の実践には多くの方が実例を挙げてくれ、その浸透ぶりに感心しました。今年は日本にとっては改元の年ですが、当院にとっては、70周年に向け激動の10年のスタート、節目の年となります。私も10年後健康に働いているとすると73歳で、年齢的には管理者としては次世代へ引き継ぎしているかもしれません。2017年の長野県の高齢化率は31.1%、2045年には41.7%の予想が出ています。もう一つ忘れてはならない視点は、2008年に日本が人口減社会に突入して以来、いわゆる労働人口および生産年齢人口が減っていると言う事実です。まだ今後10年以上増え続ける高齢者の医療介護ニーズに応えるために、当院で働く人材の確保が当院継続のための必須の課題となります。今後は人口減かつ高齢化社会の中で、果たすべきニーズを応えつつ激動の10年の継続を目指すことになります。今年も、学習する集団の下で、診療サービスの質の向上は、基礎にあります。その上で、今年の大目標は、3つです。

第一に外来、訪問系サービスの充実です。これには当院外来、デイケアチャンスとなごみ、ポプラ、メンタルクリニックなどが含まれます。入院機能と連動する病院の顔になる病院外来ですが、まだまだ他の部門および他の事業所との連絡、連携が不十分です。メンタルクリニックは病院外来とどう役割の分担をしていくのか検討していきます。また、数年前より目標にしてきた、ソーシャルファーム構想のスタート、就労支援の充実も含みます。

第二に高齢者医療の充実です。認知症疾患医療センターの事業展開とともに、なごみ、認知症治療病棟、アルテミスを中心に病院全体で、高齢者医療福祉介護の地域ニーズに応えつつ、上小地域、上田市、地域包括区域等での重層的地域包括ケアの中核的役割を目指します。3者満足死を旗印とするエンドオブライフケアの質も向上も継続です。身体合併症の他の医療機関との連携がなお課題として挙げられます。

第三には、スタッフ個々の成長と組織の方向性のベクトルを合わせ、最終的には組織力の強化とリスクマネージメントの向上を目指します。労働人口減の時代にあっては、個々の仕事能力の向上が求められますが、管理職レポートで、あるスタッフは、「マルチタスク」と呼ぶ、種々の仕事を同時にこなせる能力が必要と述べています。昨年来課題として挙がった、重大事故、災害へのリスクマネージメントの向上も第3の目標に含みます。最近の言葉で言うと、BCP「事業継続計画」の作成、充実と連動してきます。以上を今年の3大目標としたいと思います。

その他、先送りした60周年記念講演会および記念旅行を実現したいと思っています。講演会は、精神疾患とも常に関係する自律神経の第一人者の順天堂大学教授 小林弘幸先生をお呼びする予定です。また東棟玄関を改修して、院内カフェを開設する予定です。病院祭は、地域の大きなイベントとして定着し、今年で13回目となりますが、職員の自主性発揮を期待した運営組織を考えています。最後になりますが、今年もこの3つの目標を通じて病院に関係する全ての人々が学び合い、人間として成長し続ける日本一の精神科のモデル病院を目指します。道は遠く、険しさも感じますが、当院の職員の潜在パワーが開花すれば一歩ずつ近づいてゆくと信じています。今年も目標に向けて共に頑張りましょう。

 

 

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