医療法人 友愛会
千曲荘病院
認知症疾患医療センター

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皆様の健康のために healthcare

記憶の不思議と認知症

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あけましておめでとうございます。患者様、ご家族様、病棟スタッフが気持ちよく過ごせる病棟づくりを頑張っていきたいと思っています。本年もよろしくお願いいたします。

さて、今年の第一弾は“記憶の不思議と認知症”(情報は忘れても、感情は記憶される)です。

参考:“看護につなげる”形態機能学

認知症の患者さんと接したとき、「さっき説明したのにもう忘れてしまったの?」「何度説明したらいいの?」と、とまどいを覚えたことはないでしょうか?

果たして、患者さんは本当に忘れてしまったのでしょうか。

 

■「覚えた」ことなら「忘れる」こともできる

「さっき言ったのにもう忘れたの?」という言葉は認知症の方を傷つけてしまう言葉です。

なぜなら、「忘れる」というのは「覚える」という前段階があってこそ成り立つものです。「覚えられない」のに、「忘れた」と責められても困ってしまいます。認知症の方に限らず、「聞いた覚えがない」のに「忘れたのね」と言われたら本当に困りますね。

私たちの脳には、入ってきた情報を認識し、記憶するはたらきがあります。そして記憶した情報を思い出すこと(想起)ができるので、新しい情報を増やし、情報どうしを比較したり、論理を組み立てたりすることができるのです。つまり、記憶するのは脳です。アルツハイマー型認知症では、新しい情報を記憶することにかかわる海馬の神経細胞が障害されるため、新しいことを覚えられません。しかし、感情の記憶に海馬は関係しないので、海馬が障害されても感情の記憶は残ります。

患者さんは、嫌な思いをすると内容は覚えていなくても不安定になります。悲しい思いも残ります。「楽しい、気持ち良い、うれしい!」は、安心につながる記憶として残ります。私たちは、この感情の記憶を大切にしたケアを目指しています。できるだけ「ダメ!ダメ!」を言わないで、安全を図りながら「楽しい」「気持ちいい」記憶をたくさん残そうと努めています。だれだって、嫌な思いより、うれしい思いをしながら日々を過ごしたいものです。認知症の特性を踏まえたケアは安心できる生活環境を提供できるのです。

師長 堀内幸子

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高齢者のワンポイントアドバイス:~高齢者の脱水を防ごう!!~

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8月になりいよいよ夏本番です。毎日のように脱水や熱中症で救急搬送されたというニュースが聞かれますが、 実は夏場だけでなく、冬場も脱水や熱中症は起こる事もあり、注意が必要です。
じっとしていても皮膚や呼吸から水分を失い、特に高齢者は室内でも熱中症を起こすことがあります。
脱水や熱中症を防ぐ為、病棟では水分補給を促し、患者さんの状態を観察するよう心がけています。

【高齢者が脱水になりやすい原因】
  • ・ 基礎代謝が減少するにつれ減少する
  • ・ のどの渇きを感じにくく水分や塩分の補給が不十分
  • ・ 加齢にともない体液の貯蔵庫である筋肉量が減るため体内に液体を蓄えにくい
  • ・ 食欲不振などで摂取する水分量や塩分量が不足している

特に、認知症の方は脳の働きが低下して自立神経の働きが悪くなっているので脱水を起こしやすくしています。また、判断力が衰えているため脱水症状があっても自覚しにくい状態にあります。

【脱水の症状】
  • 口の渇き、食欲不振、嘔吐、めまい、倦怠感、頭痛など
【脱水の予防法】
  • ・ 食事をきちんととる
  • ・ こまめに水分をとる(1日1~2ℓ必要)
  • ・ 寝る前後、入浴する前後、運動する前や後、運動中は必ず水分をとる
  • ・ 脱水のときは水分と塩分、糖分を一緒にとる

作業療法士  土屋和嘉子

 

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平成27年度第2回「やすらぎ家族教室」開催のお知らせ

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第2回 やすらぎ家族教室のご案内です。
多数のご参加をお待ちしております。

H27.8家族教室

日時 : 8月27日 13:30~15:30

コーデイネーター:「臨床心理士 萩原 直樹 氏」

内容:『話そう 聞こう 家族の思い』~家族同士の懇話会~

場所:ひとまちげんき・健康プラザ

何かございましたら、地域活動支援センターやすらぎの坂上へお問い合わせください。

筋力アップ体操の紹介                 

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作業療法士 土屋和嘉子

 

1月になり、これからが冬本番です。冬は、雪が降り、寒いこともあり活動量が減り、外に出る機会も減る為運動不足になりがちです。そこで、今回は運動不足を解消する為に、家の中でも簡単に出来る筋力アップ体操を紹介します。東2階病棟では、毎日ラジオ体操とレクリエーションを行うことで、活動量が減る冬の季節でも体を動かす時間を作れるように心がけています。

【方法】

①自然な呼吸を心がける②鍛えたい筋肉に力こぶを作るように数秒間力を入れる③意識した筋肉に軽い疲労感やハリが残る程度に行う④それぞれ10~15回行う(無理のない範囲で行って下さい)

筋力アップ左の絵から1234です。

 

 

 

 

認知症の方への口腔ケアと食支援

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mini_140927_1747今回は、日頃はあまり気にしていないけれど、人間が生きていくためにはとても大切な口腔ケアについて、特に認知症の方への口腔ケア、食支援についてのお話をします。  By♡堀内

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認知症の進行とともに、自ら歯磨きなどが出来なくなると、口の中の衛生管理ができなくなり、自浄作用が減少し口腔内が不潔となります。むし歯や歯周病が進行します。それだけでなく、口腔の廃用症候群のため経口摂取が困難となり、口の中の乾燥がすすみカンジタ症になることもあります。

こうした口腔状況は摂食嚥下障害を引き起こし、誤嚥性肺炎の原因となります。

そこで摂食嚥下障害の予防が必要となります。

東2階では、毎食の口腔ケアとして、歯ブラシ指導や口腔内の観察、嚥下状況の確認などを行っています。それにあわせて毎日、昼食前に作業療法士による「お口のパタカラ体操」を行っています。まず深呼吸から始め、肩や首の体操、頬の筋肉のマッサージ、舌の運動の後『パンダの宝はパパパパパ、パンダの宝はタタタタタ・・・』と大きく口を開け破裂音を出していきます。嚥下機能を高めるとともに、口腔内への唾液の分泌を促します。患者さんも毎日のことですので、とても乗りのいいリハビリとなっています。また、全国のどこかの小学校では、インフルエンザ予防として「あいうえベー」体操があるそうです。「あ」「い」「う」「え」と一音ずつ大きく口を開け発音した後、最後に舌を思い切り口から出し「べー」とします。皆さんもどちらの体操でも良いですので一度試してみてくださいね。

 

エボラ出血熱

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エボラ出血熱とは?

エボラウイルスによる感染症です。 エボラウイルスに感染すると、

2~21日(通常は7~10日)の潜伏期の後、突然の発熱、頭痛、倦怠感、筋肉痛、咽頭痛等の症状を呈します。次いで、嘔吐、下痢、胸部痛、出血(吐血、下血)等の症状が現れます。

 

エボラウイルスの感染ルートは?

エボラウイルスに感染し、症状が出ている患者の体液等(血液、分泌物、吐物・排泄物)や患者の体液等に汚染された物質(注射針など)に十分な防護なしに触れた際、ウイルスが傷口や粘膜から侵入することで感染します。

一般的に、症状のない患者からは感染しません。空気感染もしません。
咳やくしゃみを介してヒトからヒトに感染するインフルエンザ等の疾患とは異なり、

簡単にヒトからヒトに伝播する病気ではありません。

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予防は?

疑い患者の血液等を素手で触れないこと(手袋を必ず使用する)が重要です。

流行地では患者(感染者)の体液(排泄物を含む)や、患者が触れた可能性のある物品に触れないようにし、十分な手洗いを実践することが重要です。空気感染はしません。

 

治療は?

現時点で承認されたワクチンや治療薬はないが、研究段階にあるいくつかの薬剤は西アフリカでの発生を受けて,承認前のヒトへの投与について検討がなされています。

治療は対症療法のみです。抗体が検出されるようになると急速に回復に向かいます。

文責 薬局長 松沢とし子mini_141108_1427

     参考  

厚生労働省       2014年10月21日作成 第3版

国立感染症研究所  2014年08月15日改訂

 

 

高齢者のためのワンポイントアドバイス

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高齢者ワンポイントアドバイス

~指先きたえて 頭スッキリ!~

指体操は脳に良い刺激を与え脳の働きをよくするばかりでなく、リフレッシュ効果もあります。手軽にできますのでぜひやってみてください。

 

1.追いかけっこ:片手がいつも一歩先をリードします。数を数えながら行いましょう。

①左手をパーに、右手は親指を折っておきます。

②左手は親指、右手は人差し指から順番に追っていきます・・・

③最後に①の形に戻ります。

2.親子体操:親指と小指(親と子)がいつも一緒になるように、交互に動かしましょう。

①両手をグーにします。

②右手の親指、左手の小指を立てます。

③指を戻して、両手をグーにします。

④今度は右手の小指、左手の親指を立てます。

⑤親指小指、グー、親指小指、グーと交互に動かしましょう。 

                        作業療法士  鬼藤美穂

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