理事長・院長挨拶
皆さん、こんばんは。12月も押し迫ってきましたが、お忙しい中、忘年会に参加いただきまして本当にありがとうございます。 先ほど職員の数の紹介がありました。コロナ前と比べると若干少ない人数ではありますが、ここに来られているのは病院を支えてくれているコアなメンバーの方々だと思っており、本当に感謝しています。
この1年を振り返ると、私自身は大きな事故もなく非常に良い1年だったと感じています。新しい建物も11月中旬に完成しました。 地域の方からも「千曲荘病院が明るく、大きく、素晴らしくなった」とよく声をかけていただきます。 実際にはダウンサイジングして4病棟体制になりましたが、様々な面で良い1年だったと思います。
特に嬉しいのは、外部からの研修生や見学者から、病院に対して高い評価をいただいていることです。 ここで、ある研修医、勝野先生が書いてくれた文章を共有します。 「この病院に来てまず感じたことは、想像していたよりもずっと明るく温かいことです。病棟は各病室に窓があるよう設計され、壁や床には木目の素材が使われており、以前行った他の精神科病院に比べてとても柔らかく感じました。スタッフの方々も温かい方ばかりで、私自身とても安心したのを覚えています。」
見学者の8割くらいの方が「雰囲気が良い」と言ってくれます。それは建物の構造だけでなく、皆さんが醸し出している雰囲気のおかげだと思います。 患者さんとの優しい交流があることを感じ取ってくれているのでしょう。明るい挨拶や笑顔での接遇こそが千曲荘病院の宝であり、誇りです。
私たちの仕事は人間関係を通じて行うものです。それが自分たちにとっても相手にとっても喜びになるよう願っています。 ただ、ケアをする人は最もケアを必要とする人でもあります。辛い時は仲間や家族で支え合い、応援し合う人間関係を大事にしたい。 私が大切にしている「コンパッション」という言葉の通り、相手の痛みや悲しみを受け止め、喜びを分かち合っていければと思います。 本日はいつもより人数が少なめですが、その分一人一人がコミュニケーションを取りやすい雰囲気があるはずです。 良かったことを中心に語り合い、楽しい時間にしましょう。ありがとうございました。
お礼の言葉と花束贈呈
（司会より、石塚会長欠席のため萩原副会長が代読する旨の説明あり）
【石塚会長のメッセージ（萩原副会長代読）】
理事長先生をはじめ、病院を支えてくださる多くの皆様のおかげで、今年も無事に忘年会を迎えられたことに深く感謝申し上げます。 この1年、6月からの4病棟・230床体制への移行、11月末の新棟完成と、大きな変革の年でした。 理事長先生の明確な方針のもと、私たち職員は安心して業務に取り組むことができました。 来年も病院の発展に貢献できるよう職員一同努めてまいります。引き続きご指導をお願いいたします。
合唱
千曲荘病院の歌 斉唱
（ピアノ：土屋和嘉子 / リードボーカル：梨本顧問）
祝宴・乾杯の辞
山本総師長
皆さん、こんばんは。総師長の山本です。 今年は新棟が完成し、2月にはレストランと栄養課が稼働、6月には4病棟体制へのスムーズな移行が完了しました。 11月の病院祭も異例の開催でしたが、多くの方に喜んでいただくことができました。 これは皆で頑張った結果です。本当にお疲れ様でした。
「千曲荘病院のさらなる発展と、スタッフの皆さんの健康と幸せを願って、乾杯！」
