千曲荘病院の４０周年では、長野県で知らない人はいない「ギターのフジケンの会長・横内祐一郎氏」による【輝いて生きる】を病院の大会議室でお話をいただきました。４５周年記念講演会では日野原先生をお迎えし【患者と医療従事者との新しい人間関係づくり】という演題でお話をいただきました。今は５４周年ですから、もう９年前になるのでしょうか。その日野原先生が「新老人の会」信州支部フォーラム主催で上田市民会館で講演会をされました。不思議なご縁を感じ、再び出会えたことを感謝いたしました。上田市民会館が溢れるほどで、立ち席も多く、日野原先生の元気で明るいパワーに押されぱなしでした。書籍はほとんど完売の状態で、３回にわたるサイン会は長蛇の列でした。二部に入ってもお帰りになる方は少なく、ハープの演奏あり、美しいコーラスをするゴスペルやゆずり葉コーラスというグループのハーモニーに心が満たされ、おやじバンドにカサバランカという６５歳平均のバンド演奏で、楽しめたと思います。ふるさとを歌いながら、日野原先生が１０１歳で指揮をとる姿は圧巻でした。会場からは「かわいい！抱きしめたい」という声も聞こえてきました。ほぼ１時間の講演会では座ることはなく、１０１歳になられても、ニコニコで、健康で先生にエネルギーをいただきました。素晴らしい、思い出に残る一日となりました。この話は１０１歳で、夢をもって、人の幸せのために生きている日野原先生の本当の話です。脱帽です。
