医療法人 友愛会
千曲荘病院
認知症疾患医療センター

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2009年4月1日 対面式院長挨拶

新入職員の皆様、本日は就職おめでとうございます。昨年から、全世界を不況の嵐が吹き荒び、就職も狭き門であり、本日の喜びはひとしおの事と思います。今日から、皆さんは縁あって千曲荘病院の職員となりました。当院は、地域精神医療の中核を担う精神科の専門病院で、急性期の治療から、社会復帰に向けたリハビリテーションに至るまで心の問題に関して総合的に治療ケアをしています。開設以来創立者遠藤利治が取り組み、今なお私が取り組んでいることは精神科への偏見という課題です。現代のストレスの過剰な時代にあって、メンタルクリニックの門をくぐる患者さんも増えてきましたが、いまだに精神科に対する偏見は根強く残っていると言えるでしょう。その偏見を減らす方法として、地域に開かれた病院というテーマで行う「病院祭」があり、「上田わっしょい」など地域へ向けての積極的参加があるわけです。地域の方々に理解してもらうことが、精神障害者が地域で安心して共に生きるために必要なことなので、今後も幅広く「心の健康」への関心を高めていただき、病気を未然に防ぐ活動も展開できればと考えています。

今日は、当院の創設者 遠藤利治が作り上げてきた伝統の中から、4つの事をお話したいと思います。

1つは、明るい「あいさつ」です。朝の気持ちの良いおはようからスタートしましょう。

2つ目は、時間の厳守であります。会議などで遅刻すると多くの人の時間を奪ってしまい、迷惑を掛けることになります。自分の都合で考えるのでは無く、相手への配慮を大切にしましょう。

3つ目に無駄を無くすこと、これは当院の特長でもあり、「もったいないの精神」であり、4つ目の創意工夫につながる実践です。

この4つ目の「創意工夫」とはマンネリズムに陥ることなく、常に新たなアイデアを考え続け、良い方法・手段を見つけるべく努力することです。この4つは忘れずに大切にしてください。

さて、現代の日本人は、医療に対する関心は極めて高く、毎日、医師不足、救急車のたらい回し、病院崩壊などの新聞記事、ニュースを見聞きします。一方で患者さん、ご家族の治療・サービスの期待する度合いが高くなり、診療サービスの質の向上が当院でも重要課題となっています。病院の活動は、すべて人によって支えられているので、良い人材が入り、さらにその人が育つことがサービスの質の向上に直結してきます。私としても働きやすい環境作りを進めていきますが、皆さんも仕事を生きがいとして、喜びとして、人間として成長していけるように努力してください。最後になりますが、新人を迎えるこの日を節目に、先輩方は新人のお手本になるべく努力し、新人は先輩の良き点を学び、切磋琢磨して当院の基本理念である愛・信頼・奉仕を念頭において、それぞれのポジションで与えられた仕事を心を込めてやってください。当院の全職員が理想の病院作りを目指して努力し続けることをお願いして、私の式辞と致します。

2009年4月1日 対面式院長挨拶

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