医療法人 友愛会
千曲荘病院
認知症疾患医療センター

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2016.4.1対面式

  1. 新入職員の皆様、千曲荘病院への就職おめでとうございます。今年は例年と比べて4月1日付けでの新人就職者は少ない年となりました。ただ昨日落成したグループホームアルテミスのスタッフはこの半年前から研修のために前倒しで採用されていますので10数名は、新人あるいは準新人であります。今回は異色の新人、古澤先生について簡単に紹介いたします。先生は長野市生まれで、h4年信州大学医学部を卒業され、同大学で心臓血管外科医を専攻され、その後13年ほど心臓外科医として診療に従事され、h17年4月から長野日赤病院の救急部長に転身されこの3月まで救急の現場で働いておりました。最近は災害医療の仕事も多く手掛けているようです。先生との出会いは昨年の信州精神神経学会でした。来年度千曲荘病院で精神科の研修をしたいとの事で、即良いですよとの事で本日の運びになりました。先生のお考えは本日またはおいおい先生の口から語られると思います。私どもは精神医療の知識、技術等の提供が可能であり、先生からは救急を中心にした身体病変の知識、技術等を学べるのではないかと期待しています。期限付きの赴任の予定ですが、当院が気に入れば長期になることも期待してもいます。
  2. 病院の発展に伴い、本日より医局の体制が変わります。副院長に安藤先生が昇格し、武重先生が医局長となります。頼もしい体制で大いに期待しております。
  3. さて当院は今年で58周年を迎えます。千曲荘病院は、「愛・信頼・奉仕・そして希望」の基本理念の下、「心の健康、心の病気に関する」日本一の病院を目指しています。また「精神障がい」は治らない、怖い、といった偏見と戦っています。まだまだ根深く精神科への偏見は残っていますが、私たちは仕事を通じて、心の病気になっても安心して治療を受け、障害が残っても幸せに暮らせる地域社会を目標としています。
  4. 最近は、高齢化社会、多死社会も踏まえ、三者満足死を旗印としてエンドオブライフサポートの研究・実践も進めています。この5月には認知症グループホーム「アルテミス」が開設されます。当法人としては初めて介護保険事業に参入し、地域包括ケアシステムの中核事業体を目指します。
  5. 最期に、恒例ですが当院の伝統を再確認しておきます。まずは明るい挨拶と笑顔です。常に自分から率先して気持ちの良い挨拶を実行してください。自分から先に挨拶することで相手の心が開きます。笑顔は、人の心を和やかにしてコミュニケーションを良好にします。これは、当院のスタッフになる「登龍門」と心得てください。二番目は時間を守ることです。時間を守る人は人に信頼されます。また創立者の遠藤利治が常に言っていたことは「創意工夫」という言葉です。常に良いアイデアを考え続け、改善を継続しなさいという意味です。更に教育の重視です。今,総師長を中心にして教育システムが完成されつつあります。学び続ける組織が千曲荘の特徴です。結びになりますが、今日の対面式を期に、気持ちを新たにして良き伝統を継承しつつ、新人と共にみんなで精神科医療の理想を目指してベクトルを合わせてまいりましょう。

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