２０１４年はめまぐるしく変化した、私の記憶に残る一年間でした。2/14の大雪では大変な苦労をしたので、緊急時の連絡網を見直し、指示命令系統を明確にし、除雪車を購入したお蔭で、今のところ問題もなく進んでいます。困難は嫌なことですが、教訓を与えてくれます。振り返ってみると、２０１４年は南棟の完成、南棟の見学会、南棟への引っ越し、電カル稼働、南棟の竣工式、病院祭、西棟の改修と引越しと看護実習生の受け入れなど、職員が一丸となって目標に向かって進み、今までになく大きく成長した一年だったと思います。「追憶」という映画のように、目を瞑れば、２０１４年の仲間の笑顔と汗と掛け声と走り抜けた日々が思い出されます。今年は、変革の時期に合わせてか、有り難いことに天の計らいで、前向きで積極性のある素晴らしい人材が集まってきました。モノは壊れていずれは消えていきますが、ヒトが生み出す価値は無限です。ヒトからは創意工夫の力で様々なものが生み出され、それは次の世代へと受け継がれていきます。過去の時代を生きた人々の努力と智慧の結晶を受け継ついで今の私たちの生活があるので、私も次の世代へ何か遺産を残せるような、役に立つ生き方をしたいと願っています。目の前に目標があるということは幸せなことです。今年ほど、大きいけれどみんなと共通の目標を持つことが大切だと感じたことはありません。小さな悩みが生まれても、それに埋没しているわけにいかないので、集中して仕事を仕上げることができました。目標は私たちが理想に向かうときに現れてくる課題の一つですが、丁寧に乗り越えていくうちに、全体のステージが少しずつ上がっているのを感じます。
今年は南棟５階から上田市の全景を眺めながら書いています。前年は旧管理棟（西棟）３階からでしたが、今年は昨年より高いところにあるので、以前より上田市街地の光が小さく遠く広く見えますが、美しい街だと思う気持ちは変わりません。来年はどんな年になるのでしょうか？このお正月休みに、じっくりと来年の計画を立て、少しでも千曲荘病院が地域に貢献できるような病院となれるよう努力したいと思います。今年も様々な方々にお世話になりました。来年も幸せを感じられることが多い年となりますように・・・祈念しています。よいお年をお迎え 
ください。
