健康の価値

75歳以上にも保険料の負担を求める後期高齢者医療制度の導入が、始まりました。45周年に日野原先生をお招きしたことは、すでにブログに記載しましたが、後期高齢者の年齢と同じく、75歳以上をシニア会員として、日野原先生は『新老人の会』を発足されています。長野県では、横内祐一郎氏(当院で40周年に講演していただきました)がお世話人となって活躍されておられます。『愛し愛されること』『創(はじ)めること』『耐えること』を3つのモットーとして掲げ、年齢に合わせた健康と、いきいきと生きる姿を私たちに示して下さっています。病気になってからではなく、その前に手を打つことは本当に大切なことであると思います。当院には認知症デイケア、認知症治療病棟があるので、家族・介護者の大変さが、痛いほど伝わってきます。病気になってからでは、経済的負担もそうですが、家族の精神的・肉体的な負担感も相当なものです。自動車は車検をし、良く手入れをしていれば、長く安全に乗れます。ましてやもっと大切な自分の身体こそ、定期検診し、早めに手を打つことで、大事に至らず、いきいきとした生活を送れるわけですから、本当は本人が自覚して手入れをしないといけないのだと思います。また現代は子供と同居というのも難しい時代です。精神生活が豊かでないと、いつも人と何かをしていないといられないので、できれば心の中を豊かにしようとすることも大切です。本を読むのは目が悪くなってくると、なかなか、おっくうになるのですが、それでもボケないために、週1冊くらい装丁のよい本を読むこと、散歩することをお奨めします。いろいろ、書きましたが、医者の不養生が多いので、自分自身に言い聞かせる意味で書いたので、自戒の言葉といたします。

健康の価値

< 一覧に戻る >