希望を持つことの大切さ

「やっと本当の自分に出会えた」=統合失調症と生きる当事者・家族からのメッセージ=上森得男著 から抜粋ですが、統合失調症の息子を持った父親が伝えたい大切なこととして次のように書かれていました。【病気や障害をもっても、その人が人間であることは誰も否定できません。病気にかかったり、障害に見舞われたりする可能性は誰にでもあるのです。略。人生には絶望的なことが起き得るが、それでも、『希望をもつこと』と『その希望の実現に向かって歩くこと』で自分は変わり得るという考え方を抱けるならば、苦しいことがあっても気持ちがまた明るくなると私は思うのです】とありました。どれだけ、過酷で厳しい現実の中で生きてきたか、この方の人生を知ると『希望をもつこと』の価値がどれだけ大きなものかが、わかります。現状がいかに厳しくても、希望を失うことなく、生きていくことは、お金に換算できない、とてつもなく大きな価値だと思います。希望を失った時、人は脆く、孤独です。どんな状態であっても、自分を愛し続けてくれる人の存在、失敗しても抱きとめてくれる人の存在は大きな力です。特に家族は、相対的な評価に関係のない、無条件の愛で互いを慈しめる、人間が生きていくために必要な心の基地だと思いました。

希望を持つことの大切さ

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