病院祭は秋の晴れ渡った空の下、昨年以上に、多くの来場者には喜びの笑顔が溢れていました。にしおか保育園の園児たちによるオープニングセレモニーに始まる病院祭は、未来の日本を作り上げていくエンジェルたちなので、見ているだけで微笑みたくなる、とても幸せな時間です。9時からの一番早いメニューなのですが、朝の光の中で、きらきらとする動きは、周りの方々を温かくしてくれました。本当にありがとうございました。今年は、全体をラウンドしていて、子供たちやボランテイアの数を含めて昨年より多い気がしました。
初めて病院祭にお越しになられる方々が一番驚くのは、花の飾り付けです。至る所に草花が飾られていて、会場全体を美しく盛り上げてくれます。
外部の事業所さんが数多く参加されることも特徴の一つだと思いますし、何よりも、子供たちに人気があるのがチクマンジャーショーです。これを毎年楽しみに来られるお子様とご家族が多いので、嬉しく思っております。毎回、シナリオが変化していくというより、進化?!するように、メンバーが創意工夫を凝らし、互いに磨きをかけて努力しております。今回はストレッサ―が、まるでセーラームーンの「タキシード仮面様」のようにカッコよかったので、ドキドキ、ハラハラしながら見ていた方もいたようです。最後の閉めのオリジナル曲の熱唱は千曲荘病院専属の歌手の方にお願いしました!サングラスに茶髪の長い髪が魅力的だったとの声も聞きました。毎年レベルアップしていて、来年はどうなるのでしょうか?という嬉しい質問も受けました。
昨年完成した南棟でのお抹茶席では、美しい着物姿でお抹茶を運ぶその姿に、お抹茶席から立ち去りたくない気持ちになられた方々もいらしたようです。
そして南棟全体に流れる生演奏はピアノだけではありません。ちょっとした音楽会は心が洗われる時間を提供してくれました。
バーチャル体験は毎年開催しているのですが、並ばなければならないほど混んでいたようです
医師講話が2本あり、上田の歴史に詳しい「別所線 歴史散歩」と「ほホツと歩けば・・・」の著者の講演や、「桃太郎対金太郎」の朗読会あり・・・・と、メインステージ以外の場所でも楽しめる企画が盛りだくさんあった病院祭でした!多くのボランテイアの方々に支えられ、多くの地域の皆様に支えられ、こうして千曲荘病院が精神科医療における使命を果たしてゆける幸せに、職員一同で感謝いたします。