看護部について
看護部理念
- 千曲荘病院看護部は、地域の皆様から信頼され必要とされる質の高い医療サービスを目指します。
- 患者様やご家族の心とからだの健康増進に貢献することを目指します。
- 安心できる環境づくり、回復への希望がもてる援助を提供することを目指します。
総師長あいさつ
2023年より総師長となりました山本と申します。総師長としての経験は浅い為、色々な経験を積み重ね成長していきたいと思います。よろしくお願い致します。 当院では、2018年より「ユマニチュード」の導入を始めました。まだ始めたばかりなので全スタッフに浸透はできていません。学びを伝達、共有し、関わる方々の尊厳を大切にした愛情ある対応ができるスタッフを増やし、暖かい病院づくりに繋げていきたいと思います。
看護部基本方針
- 安全な看護をします。患者さんの変化に早期に気付き事故・悪化防止に努めます。
- 清潔で美しい環境を提供します。
- 患者さん1人1人に寄り添った看護を提供します。
- 医療チームの一員として、地域・ご家族・院内各職種との連携を大切にします。
- あらゆるものからの学びを大切にし、専門技術をみがき、看護に生かせる努力をします。
部署紹介
外来部門
明るい挨拶と笑顔を基本に、ご来院される患者さんに安心して診療を受けられる環境を提供してあらゆる場面に臨機応変な対応ができる看護を心掛けています。
入院部門
南3病棟(精神科救急病棟Ⅰ/48床 開放・閉鎖病棟)
スーパー救急病棟とは、精神科救急医療を中心的に担う高規格の精神科専門病棟のことを指しており、精神科の中でも高度な医療を求められています。他職種による質の高いチーム医療を集中的に展開することで、患者さんの早期退院を目指す病棟です。
東2階病棟(認知症治療病棟/50床)
アルツハイマー型・レビー小体型・前頭側頭型・血管性認知症等様々な認知症疾患の患者さんが入院されています。それぞれの疾患の特徴を理解し、患者さんに合わせた看護(特に近年増加している看取りの看護)・ケアの実践と、5S活動やリスクマネージメント等、医療安全に重点を置く対応を行っていく必要があります。地域に貢献できる病棟づくりに繋げられる様、地域のケアマネさんや関係者の方々、多職種との連携強化に努めております。
精神療養病棟(西棟、東3階、南4階) 計141床
長期入院患者さん、再入院者の受け入れ、他病棟からの転棟者など様々な患者さんに対応しています。
特に、長期入院患者さんの地域移行支援は他職種でかかわり、力を入れています。患者さんたちの一日の生活リズムを考慮した作業療法なども取り入れ、退院しても継続できるよう援助し、患者さん一人一人に寄り添った看護の提供を心掛けています。
教育・研修制度
教育
実地指導者や経験値の高いベテランの看護師によるレクチャーやシミュレーションを準備しています。又、多職種の講師をそろえ、実践に役立つ内容となっています。精神科の経験がなかったりブランクがあっても、スキルをこれから身につけられるので安心して働くことができる環境があります。
研修制度
入職一年目の研修
- 4月
- オリエンテーション
(院内システム、感染防止、教育) - 5月
- 精神科看護基本
(各疾患・症状に対する技術①、薬物療法、精神保健、行動制限) - 6月
- 精神科看護基本
(統合失調症の理解、各疾患・症状に対する技術②) - 7月
- 基礎看護技術
(精神科における看護手技 注射・吸引等) - 8月
- 基礎看護技術、精神科看護基本
(急変・外傷時対応、トリアージ等災害対応、認知症看護) - 9月
- 作業療法、精神科看護基本
(作業療法、精神科身体合併症) - 10月
- 精神科看護基本
(心理、心理社会療法) - 11月
- 統合失調症バーチャル体験、精神科看護の振り返り
(小テスト)
病院全体の研修
- 5月
- アルツハイマー型認知症 症状と対応
CVPPP
接遇研修 - 6月
- 個人情報保護
- 7月
- 外部講師研修(倫理・行動制限他)
院内感染防止対策研修 Ⅰ
行動最小限化研修 - 8月
- 医療安全研修 Ⅰ
コメディカル研修
エンゼルメイクケア - 9月
- 医療ガス研修
- 10月
- 外部講師研修
(倫理・行動制限他) - 11月
- 院内感染防止対策研修 Ⅱ
- 12月
- 医療安全研修 Ⅱ
精神科における看護ケア - 1月
- コメディカル研修 Ⅱ
- 2月
- 行動制限最小化研修 Ⅱ
コメディカル研修 Ⅲ - 3月
- 研究発表
新人看護師の声
研修を終えた新人看護師の方々にインタビューいたしました!
バ-チャル体験では4パタ-ンのタイプの幻聴が聞えてくる例を体験し、実際に患者さんの目線で病気による恐怖・不安感を感じました。普段働いていて患者さん達の訴えをよく聞きますが、今回実際に体験できたことで改めて患者さんの訴えに寄り添って安心できるような対応、看護がしたいと思いました。テストでは、わかっているようでわかっていないことや知識が不足している点に気付くことができたのでしっかり振り返りしたいと思います。この研修全てを通して、千曲荘病院のこと、精神科での看護・技術・対応など様々なことを学ぶことができました。頂いた資料もこれから働いていく上でとても参考になる物ばかりなので引き続き勉強に取り入れ、日々精進していきたいです。
この1年間新人研修をうけてきて、書類的な事、精神科疾患、看護技術、急変時対応など基本的な必ず身につけなければいけない内容を学んできました。入職してちょうど1年が過ぎましたが、いざとなると迷ってしまったりまだまだ先輩方に確認をしている毎日です。毎日、振り返りをきちんとして自分に自信を持って判断も出来るように勉強していきます!
約半年間、病院の先輩方の話をきくことができ精神科で働くことの大変さや患者さんに対する接し方など、多くのことを学ぶことができました。特に薬関係においては、精神科という場所では特に詳しく知っているべきだと感じました。普段病棟で勤務していると、薬剤師さん、OTさん、心理士さん、PSWさんと関わりはしますが何をしている方なのかわからない部分も多く、その点についても詳しく知ることができました。今回学ばせて頂いたことは、基礎だと思うので、今後勤めていく中で自分なりの精神科看護を見つけていけるよう、精進していきたいと思います。
奨学金制度
千曲荘病院では、当院に勤務しつつ、看護師免許を取得する意志がある方へ奨学資金を貸与いたします。
私たちの目指す医療に共感し、ともに歩んでくれる向学心に満ち溢れた看護学生の皆さんを応援いたします。
貸与金額
- 看護学科……初年度、2年度目
- 月額:75,000円(総額:180万円)
- 准看護学科……初年度
- 月額:60,000円(総額:72万円)
返済免除要件
- 正看護師
- 5年以上の勤務※常勤
- 准看護師
- 2年以上の勤務※常勤
(パート勤務3年以上/週30時間)
貸与を受けることのできる方
- 千曲荘病院に勤める事ができ、上田看護専門学校および通信制看護学校に就学する方
- 入学後1年経過して、申請資格および成績基準などの要件を満たす方
- その他、千曲荘病院 奨学金貸与規則を順守できる方
貸与契約の解除について
次に該当する場合は、その時点で貸与契約は解除され、奨学資金の貸与が受けられなくなります。
また、貸与した奨学資金は契約の解除後すみやかに全額を一括で返還していただきます。
- 看護学校を中途退学した場合
- 千曲荘病院に勤務する意志がなくなった場合
- その他、千曲荘病院 奨学金貸与規則を順守できなかった場合
応募・お問い合わせ
当施設の個人情報保護方針に基づき運営させて頂きます。
同意して頂けない場合は、情報提供の拒否、メールフォームへの記入及び送信をお控えください。
お問合せいただいてから5日以上(日曜祝日除く)経っても当院からの返答が無い場合は、お手数ですが電話にてその旨ご連絡下さい。
※項目は必ずご記入ください。