医療法人 友愛会
千曲荘病院
認知症疾患医療センター

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2013年今年の仕事納め

2013年は、いろいろな仕事が同時進行で進んで、前に進むための決断力の修行をしていたような気が致します。基準は、「病院の未来の発展につながる方向が同時に社会にお役に立つ方向を両立させるもの」と考えて判断しているつもりですが、それが本当にそうなるかどうかは不確定要素がとても多く、極めて厳しい選択の連続が続くことを感じています。政府の方針や社会情勢や人口動態によっても変化していくので、様々な情報を集めて、未来を予測しながらの舵取りをしているというのが実際のところです。来年は消費税が上がり、診療報酬改定もあり、医療界にとって厳しい時代に突入していく分岐点になるのではないかと思っております。その中で、病院として存続していくためには「社会から必要とされる病院」「千曲荘病院でなくてはならない存在理由」がなければならないと考えています。これは病院だけでなくて、中小企業でも大企業でも同じ公案が与えられていて、その答えを知って努力している会社が、社会の変化の中にあっても、姿かたちを変えて存続していることを知ります。ユニクロでなければいけない理由や、トヨタでなければいけない理由がなければ、他のお店で購入しますので、そのお店でなければ買えない価値や、サービスを追求していかないとお客様から飽きられて離れられてしまうわけです。自由主義経済で生き残っていくためには、常にイノベーションが求められているのだなあと感じます。…けれどお客様の立場に立てば、新しいモノや、新しい価値に触れたり、利便性が高まったり、質が向上したりと、会社やお店が切磋琢磨して進化してゆくことで満足度が上がる訳ですから、結果的には私たち自身にとっても、この厳しい競争社会というのは、「いいものを残していく」という篩の役割を果たしていることに気づきます。医療者であっても患者さんに立場が変わることはあるわけで、最終的には患者さんの立場に立った医療を提供していくことが大切なことなのだと分かってきます。
 めまぐるしく変化する社会というのは、刺激的で躍動感がありスピードがあって、封建時代のようなゆったりと一日が過ぎるという感じはないので、ストレスフルであるのですが、単位時間当たりの人間が学ぶことのできる密度はかなり高い恵まれた時代なのかもしれないと思って、プラスに考えています。来年はうま年で、きっと千曲荘病院にとって飛躍的な年になることを期待したいと思います。来春4月には新棟が道路沿いに現れます。東信地区にとってなくてはならない病院、長野県にとってなくてはならない病院を目指して、来年も職員と共に努力精進してゆくつもりです。

今年は、緑化委員の皆様の活躍で、ついに病院独自の手作りカレンダーが出来上がりました。種から花を育てたり、至る所に植物が飾られ始めて、患者さんの心を癒してくれました。(写真を見てください)仕事部屋から見える上田市街地の灯りがぼつぼつとつき始めました。眺めているとぬくもりが伝わってきます。仕事納めに見る景色はまた格別な幸せな瞬間です。来年もよろしくお願いいたします。
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