医療法人 友愛会
千曲荘病院
認知症疾患医療センター

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2014年仕事始め式での院長の言葉

仕事初めの式(2014.1.6)
昨年は、55周年と言う記念すべき年でした。ご存知の通り新病棟建設が今春落成を目指して順調に工事が進んでいます。10年前の東棟に次いで今回をもって一応の完成形という事になります。仏作って魂入れずという言葉がありますが、今年は新棟に魂を入れる年と言えます。魂とは正に建物のハードに対して私たちの診療サービスの総体であるソフトの面を指すことになります。新しいソフトのスクリューになるのが電子カルテであり、救急病棟であると考えています。
今年の目標の柱は3つです。
第1に病棟の再編成の成功、救急病棟立ち上げです。
ここ3年ほど苦しんできた常勤医師の減少は、この4月からの増員で解消しそうです。成功のポイントは看護師の確保、増員です。スタッフ、病院全体で努力して、救急病棟はもちろんその他の病棟も人員に余裕をもった病棟再編成をしたいと思います。
第2に電子カルテ導入と異文化との調和を通じてのチーム医療の質の向上です。電カルの情報共有の利点を生かして、救急病棟では医師を含む多職種で毎週1回程度のカンファレンスを行う事を検討したいと思います。電カル導入に際しては不安を感じるスタッフも多いのかもしれませんが、電カルのサポート部門に選出されたあるスタッフはレポートで「今まで触るのも嫌だと思っていた人が少しでも出来るようになったとき絶対に嬉しくなって、さらに頑張ろうと変化すると思う。まじめで一生懸命な人が多い千曲荘だからこそ、その前向きな気持ちの変化の方に期待している。まずは自分が頑張ることはもちろんだが、苦手としている人たちの嬉しく楽しくなる気持ちを引出し、伸ばせるように教えていきたい」と述べています。すばらしい教育者ですね。
また、4月には中国から看護師予定者が入職してきます。前向きで勉強熱心な人たちです。生まれ、育ちの全く異なる異文化との交流を通じて異なる意見を尊重しつつサービスの向上にまとめ上げていく過程にチーム医療の進化が求められ、期待されます。
第3に当院の特徴である学習する集団の中で、教育できる人材の層を厚くしていくことです。さまざまな研修機会を増やしてきましたが、組織が発展していくには人を養成できる人材が必要です。教育できる人材は自ら学び続けている人でもあるわけですが、知識と経験がチームのレベルを上げるために使われていくことを望みます。
当院には悪意をもって患者さんに対するスタッフはいないと思いますが、どんな時も平常心で前向きな姿勢を失うことなく、病院の理念、基本方針を遂行できる人たちでありたいということです。
最後になりますが、今年は、千曲壮病院の今後、100周年に向けての大きな分岐点を迎える年になろうかと感じています。今年も出会った多くの患者さん、ご家族に喜んで貰える診療サービスの向上に向けて、みんなで力を合わせていきましょう。

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