対面式院長挨拶

平成26年新人職員との対面式(2014.4.1) 新入職員の皆様、千曲荘病院への就職おめでとうございます。また今日は私にとり、病院にとり近年の対面式の中で最高に嬉しい日です。ここ数年、ずっと医師の不足に悩まされてきましたが、何とか充足され、精神的にほっと致しました。また、昇格の6名の方、おめでとうございます。更に精進してそれぞれの持ち場で活躍してくれるのを期待しています。新准看護士の4名の方本当におめでとうございます。働きながらの合格は努力の賜物でしょう。いずれも看護師取得を目指し進学したのは心強い限りです。 当院は今年で56周年を迎える上小地区、東信精神医療の中核病院であります。本年度は当院の長い歴史の中でも大きな転機となる年です。 大きく変化する一つ目は、初めて病床規模が減ることです。昭和33年に上田市花園で30床の小さな精神病院として開院した当院は地域のニーズに合わせて病床規模を拡大し、74床、140床を経て昭和55年に現在の1,2病棟の落成で250床となりました。ところが新棟開設の5月1日より初めて病床が減り、239床となります。今世紀に入り精神科医療は早期退院、地域生活支援が大きなうねりとなり、地域の中では精神科病院も一資源となる包括的精神科医療の時代になりつつあります。長期入院が当たり前だった精神病院が1年以上の入院は「重度かつ慢性」という特別な患者さんだけという制度となりました。昨年、グループホームが1つ増えて5つになりましたが、ますます地域での受け皿が必要となり訪問系のサービスが求められてきます。 2つめは、外国籍、中国人の新人が4名入職する事です。四川省の医学院大学看護学部卒業の4人が4月16日から当院で働きながら日本語学校に通い、来年の日本の看護師資格取得を目指します。4人の面接を一昨年に行いましたが、非常に努力家で理想の高い彼らの生き方に私たちは刺激を受けることになると思います。また文化や慣習の違う彼らときちんと言語を通じて相互理解を深める努力が必要になろうかと思いますが、異文化との交流を通じて、私たち自身も人間的成長が出来ることを願っています。 最後に当院の伝統を確認しておきたいと思います。一つは明るい挨拶です。2つめは時間を守る事です。3つめは無駄を廃して常に創意工夫をすることです。新人の方は当院の伝統を継承しつつ、各人の持ち味を生かし、当院の目指す「愛・信頼・奉仕」の理念に基づいた理想の精神科医療に向かって共に歩んでいきましょう。

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