2013年仕事始の式 理事長挨拶

新年あけましておめでとうございます。昨年は病院祭のすばらしい成功と今後10年間の新しい出発の基礎となる新棟の基本設計が終わり、そして今年は55周年という記念すべき年となります。この記念すべき年を次の5年、10年の大きな飛躍への出発点としましょう。新棟は、来年3月には完成となりますので、これから徐々にその姿が現れてくるのを見ることになります。

今年の目標の第一は、この新棟の完成に合わせてソフト面での診療サービスの充実,強化を再スタートすることです。ハード面の完成に合わせて、ソフト面の再構築を図ります。新しい外来、病棟体制をどのような形にしていくのか、診療サービスの質はそれによってどうしたら上げるのかを考えなければなりません。まずは、優先的に医師と看護師の人員確保を考えております。同時に昨年末からスタートしているオーダリングから電子カルテを現実化に向けての期間となります。医事課を初めとして関係部署には新しい学習と経験が必要とされますが、今までも徐々にPCに慣れてこられた皆様ですので、きっとクリアできるものと信じております。

次に継続目標となりますが、外来、地域生活支援面での充実であります。国は長期療養患者さんの地域移行を推進しています。この3月までに重度かつ慢性の基準を国が作成するための調査が各病院で成される予定ですが、個々の患者さんの評価をきちんとすることは当然として、更に今後地域移行された患者さんたちのフォロウアップも考えなければならなくなるでしょう。大きく変化する時代に入りました。当院で取り組むべき課題は一つ一つ丁寧にクリアしてきたいと思います。

第3の目標も継続となりますが、教育を含む人材の育成強化です。私たち、千曲荘病院は患者さん、ご家族への働きかけはもちろんの事、治療的な環境を整えることを精神科病院として重要視しています。花と緑の手作りの環境は関係者に好評であり、癒しの治療空間を創り出しています。環境整備委員会で創られた千曲荘の庭作り、花作り、蕎麦作りは将来病院の入院環境整備を構成する重要な役割を果たすことになるでしょう。

それぞれの役割、それぞれ個人の能力,持ち味によって病院の目標へ向けての時間の使い方は違っています。狭い個人の価値観、見方で批評、批判をすることは止め、お互いの良い点を褒めたたえ、認め合うことで、補完しあえる関係作りをしていきましょう。

病院の理念、方針を心に留め、ベクトルを合わせて目標に向けて皆の智慧を結集しましょう。仲間が生き生きと元気で働いていることは私たちにとっても、力となります。調和を保ちながら進化する組織でありたいものです。また私たちは、常に学習を怠らず、この仕事を通じて自己を知り、自己の変革を目指し、各人が成長し学習し続ける集団でなければいけません。また今年の55周年記念行事として地域の方に喜んでいただき、人生を深めていけるお話をしてくれる講師を検討しています。皆さんの方でも推薦できる方がいれば教えて下さい。最後になりますが、この記念すべき年がみんなの力で輝かしいものとすることをお願いして新年のご挨拶といたします。

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