レセプト請求オンライン化

当院もついに、レセプトオンライン請求に向けて、保険医療機関へ出された請求省令に従い、オンライン請求となる予定です。すでに400床以上の病院は終了していますが、順次段階的に、遅くも平成23年度からは、一部の例外を除きすべての保険医療機関等にオンライン化が義務化されます。これにより、情報分析が進み、例えば、地域性や、年齢別、入院期間など、診療内容とそのコストが一目瞭然でわかるので、様々な統計分析が進み、更に透明性が高まることになるでしょう。それはそれで、必要なことだと思いますし、高度化した医療と経済が視覚化されることを意味するので、医療の効率化を推し進めていくはずです。行政が義務化にあたって17億円かけて開発したレセスタ(レセプト文字データ変換ソフト)を利用できるという前提条件で進められたとは思うのですが、残念ながら、レセコン関連販売業者にとっては、問題が発生した時に責任が取れないということや、様々な理由があり、なかなか導入には非協力的であったことも事実としてあります。実際にレセスタ導入実績をみるとかなり低いので、税金をかけてせっかく行政主導で開発したレセスタが生かされていないことが分かります。当院も導入にあたり、多額の設備投資と維持費がかかることになりました。オンライン請求は60%を越えているということなので、これで100%電子化が進むと、今まで紙レセプトを目視確認していた作業が、機械的にチェックでき効率化が進むので、せめて2ヶ月遅れの診療報酬の支払いを1ヶ月早くすることはできないものでしょうか?仕事を早くして下さるだけでも、民間病院をはじめとする医療機関にとって、様々な手を打てるので、それは医療サービスの質の向上にもつながるので、ありがたいことなのですが・・・。(電子媒体で提出したデータを、もう一度紙ベースで出しているとのうわさも聞きました。それでは医療機関で出していた紙レセプトが場所を変え、審査機関で出しているだけなので、エコにもならず、全くの無駄仕事だと思い、まさかそんなことはしていないだろうと反論しておきました。)

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