当院もデジタル時代へ突入

前年度は、CRとマルチスライスCTの導入によって、患者さんのみならず、医師の皆様にも喜んでいただけたと思います。数十年前は、暗室が必要で、現像液、定着液、その上廃液の処分まで考えての設備で大変でした。場所はとるし、時間はかかるし、操作は大変で、その上、精緻に、うまくとれるわけでもありませんでした。今回の導入は、高価であることとメンテナンスの問題を除けば、便利で早く、精度が高く、安全度が上がり、診断がより確実になるので、感動ものです。理科系の優秀な人材のお陰で、こうした形あるものが生まれ、医療に貢献していることを考えると、医療ほど、さまざまな人の助力によって支えられている業界はないのかなと思うほどです。最近の科学技術の発達は目を見張るものが多く、宇宙ステーションでの映像を見たり、ロボットがコーヒーを運ぶのを見ると、孫の時代は、本当に一家に一台のロボットがいて、人間に代わって家事をしたり、介護をしてくれるのも近いように思えてきます。そんな想像にふけっていたら、鉄腕アトムや火の鳥シリーズを思い出し、手塚治虫の先見性、天才性に辿り着き、風のように去っていった偉人の人生を想いました。話が飛躍してしまいましたが、まずは医療への多大なる貢献をしてくださっている科学者の皆様へ感謝の意を表し、どうかこれからも、素晴らしい技術を開発し、人々の健康増進のために貢献されることを期待します。

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