NHK「課外授業 ようこそ先輩」を見て

いや、驚きました!子供の番組だと思って見ていたところ、引き込まれました。プロ陸上・為末大選手が、生徒それぞれに『100メートル走で1秒縮める』という課題を出し、大人でもクリアが難しい課題に挑戦させるという番組でした。何よりも、為末大選手が、一人一人の走り方を見て分析しその特徴をつかみ、何が問題であるのかを見極め、グループに分け対応策を与えた上で、トライさせていることでした。その的確さに、プロとしての眼識と、自らが苦しみ編み出した方法を惜しげもなく子供たちに与える、一流人の心意気を見ました。他人との競争ではなく、自らのタイムを縮めるという課題は、子供たちにライバル心を起こさせるのではなく、克己心を生み出していました。1秒の壁を一生懸命自分の努力で崩そうと頑張っている姿をお互いに見て、仲間への応援、祝福に変わっているシーンは、爽やかで胸が熱くなりました。同時にこのような感動を与えることのできる為末大選手の魅力、『夢に向かい、諦めることなく挑戦している姿、現在進行形で努力し続けている』に引き込まれました。他人との比較ではなくて、自分自身の心の中に向上の意欲という灯が灯れば、お互いの努力を祝福し、励ましあえる、今より過ごしやすい社会が来るように思います。

NHK「課外授業 ようこそ先輩」を見て

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