新棟建設が始まって・・・

1991年5月に管理棟が完成し、10月からデイケアが開始されました。もう22年前となります。1994年には社会復帰支援施設が完成し、退院後の生活をサポートする場が生まれました。2000年には千曲荘病院の名前では敷居が高く、受診できない患者さんのために、小さいながらも「メンタルクリニック上田」を駅前にオープンしました。そして、2003年には東棟が完成し新しく認知症病棟と急性期治療病棟がスタートし、同時に認知症デイケアもその4か月後にはスタートしました。グループホームも少しずつ増えて、退院した後のフォロー体制も、地域の方々のご理解とご支援を受けて頑張っております。そして、今、新しい病棟の建設が始まっております。振り返ってみると、よくここまでやってこれたなあ・・とその時々の大変さを思い出して、不思議な気持ちになると同時に、これからが本当の意味でのスタートではないのかという期待と不安が入り混じっています。分かっていることは、地域の方々をはじめ病院に関係する人々、何よりも私たちを信じてついてきて下さる職員の皆様の力強い応援、支援して下さる多くの方々があってこそ医療であり、病院を選んで下さる患者さんがいて、ここまでの道程を歩んでこれたのだと、感慨深いものがあります。来春からスタートする新棟が成功する必要条件は医師と看護師の確保なくして成立しないので、これが医療経営者にとって一番頭を悩ませる問題です。いつも楽な道を選ぶことなく、厳しい道を選んできたように思います。来春現れてくる新棟の中で、患者さんが安心して療養される姿を心に描き、そこで生き生きと働く私たちの姿を描き、必ず地域の方々に喜ばれる素晴らしい病院となることを誓って、今日も日々変化する工事現場を眺めています。大変なことの方が多いのは事実ですが、私たちの未来を信じる心と努力で精神科医療への貢献度を上げることができたらと願っています。

新棟建設が始まって1新棟建設が始まって2

< 一覧に戻る >